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NO。93 住宅ローンは、今が借りどきか (2003. 8.11)
 福井新聞の新情報誌「おとな日・8月3号」/「悠々マネー塾:幸せのツクリカタ」 より転載
 *福井新聞が新情報誌「おとな日」を毎月第1日曜日に発刊します。
  私が代表を務めますファイナンシャル・プランナーのネットワーク「水仙スタディグループ」が
  悠々マネー塾を共同執筆しています。
  
 
・・・ モデルハウスに憧れて・・・でも組む前に「中身を知れ」
 
夢のマイホームづくり。福井市に住む四十歳の会社員、Sさんの場合はこんな感じで進みました。家族でわいわいと「間取りは?」「キッチンは?」「こんなのがいいな。」と話し始め、次に「やはり現場を見なくちゃ。」と住宅展示場で下見。きれいな家具・インテリアが並んだ素敵な住居。ハウジングメーカーの説明にほだされて「すっかりその気」に。頭が痛い資金のことは「いろいろお世話しますから・・・」とローンの相談も実際に金融機関に足を運ぶこともなく・・・ととんとん拍子で。
 すべてとは言いませんが、一生の夢のマイホームが、このSさんのように決まっていくケースが多いようです。
ここで気になるのは、お金の話しが「一番最後になる」ということです。確かに、今は金利も史上最低で、税制上の優遇制度もあり、何よりバブル崩壊後、土地や建物の価格は下がったままだけに「借りどき」と言えるかもしれません。しかし長引くデフレで、リストラが横行する時代。こんな時に長期にわたって多額の返済が続く住宅ローンを抱えるのは不安のはず。お金の話しが一番最後というのもどうでしょう?
 例えば、これまで「融資を受けるならまず住宅金融公庫」というのが普通でしたが、最近では民間融資でも、公庫を下回る金利で貸す銀行も登場していますし、借主が「がん」になったり「リストラ」されたら返済肩代わりするなど、いろいろな特典を付けたローン商品も登場しています。
 また、金利にも固定と変動があります。長期返済の場合、将来、金利は上昇する可能性が高いため、変動金利ローンにはリスクがあることを知ることが大切です。現在、短期固定商品の中には、1%台のものもありますが、今後の金利変動によっては、毎月の返済金額が大きく変わる場合もあります。固定期間(2年から5年間の商品が多い)が終わると、変動金利になってしまうのか、引き続き固定金利も選択できるのかなどについて、契約前に十分に確認する必要があります。
 
ローンは自分たちが組むものですから、最低限の下調べは必要でしょう。いずれにしても、住宅ローンを組む前に「少なくとも中身を知れ」ということです。さらに将来、家計にとって大きな支出がないのか、ライフプランを作って家族で検討することもお忘れなく。
 


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