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NO。9 金融機関の破綻  (2002.1. 1)
 
 昨年末、第2地銀の石川銀行が破綻。1999年10月の新潟中央銀行以来約2年2ヶ月ぶりの銀行の破綻です。昨年6月創業者一族の頭取が辞任、新しい頭取が就任したのを記念して0.5%の特別金利で定期預金を募集、なりふり構わぬ預金集め・預金流出防止策をしたり、また自己資本の増強を図るため、2度に渡って取引先等を対象に数10億の増資を実行。その挙句の破綻。苦しい中、取引銀行の増資の依頼に応じた中小企業の人たちにとって、株券がただの紙切れになってしまう。
取引の継続性が不安視される、踏んだりけったりとはこの事ではないでしょうか。

 金融大改革の進展と共に都市銀行はほぼ4大グループに再編され、地域小規模事業者の金融を担ってきた信用組合・信用金庫の破綻は昨年1年で46を数え、昨年10月以降は毎週の如く週末破綻を繰り返している。そして石川銀行の破綻、いよいよ地銀・第2地銀の淘汰・再編劇の幕開けでしょうか。

 ペイオフ解禁(破綻金融機関の預金払戻しの保証を元本1000万円とその利息とする措置)を4月に控え、金融機関の全てが預金者から信頼されるものにするため、健全性に問題のある金融機関の早期整理だと言われています。
ペイオフ解禁延長論も囁かれる今、仕上げの4ヶ月の結末は如何に。

 金融機関や金融商品選びはまさに、さまざまなリスクが潜んでいるブラックホールかも知れません。そして、選択の結果は全て「自己責任」という事を年頭に当たりしっかりと肝に銘じようではありませんか。


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