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NO。88 デフレ時代はお金は減らさず活かす時代  (2003.7.7)
 
 公務員への支給を皮切りにボーナスシーズンの幕開けです。
大幅増を期待するどころか、減額なんて幸せ、支給ゼロの悲哀に泣く方も多いのではありませんか。ボーナスは月々の家計赤字の穴埋め、住宅ローンやクレジットの支払にと計画している方にとっては頭の痛い季節ですね。まして、この春から健康保健や厚生年金の保険料がボーナスからもこれ以上に徴収される仕組みに変わりましたので、「あれ、手取りが減った」と感じる方も多いのではありませんか。
 しかし、「虎の子のボーナス」をどう安全に活かすといいのか迷っている方も多いのでは。安全性を追求して預貯金で運用しても、利息は虫眼鏡でも見えないようなゼロ金利時代です。
 
デフレ時代は物の価格は下がり続けていますが、相対的にお金の価値は上がっているのです。慌ててお金を物に替えるより、お金で保有しておき次の有利な出番を待つのも賢明な策でしょう。

 少し余裕のある方は日本株での運用を考えたらいかがでしょうか? 日経平均株価は去る3日には9ヶ月半ぶりに9600円を回復、東証一部の売買高は21億株を上回り14年4ヶ月ぶりの高水準でした。また売買高は26営業日連続10億株とバブル時の20営業日を超える活況を呈しています。また、長期金利が急上昇し機関投資家はこれまでの債券投資への偏りを調整し、債券は売られ資金は株式市場に流れ込む動きも顕著になり始めました。
 
日本株は今が買い時といえるかもしれませんね。

 しかし、株の銘柄選びはプロでも難しいもの、ならば株式市場そのものを、日本経済の未来を買う感覚で、
ETF(上場株式投資信託)やJ−REIT(上場不動産投信)などはいかがでしょうか。ETFは日経平均株価やトピックスに連動して値が動く判りやすさが人気の秘密です。J−REITはオフィスビルやショッピングセンター、マンションなどに投資をしてその収益金を分配し4〜5%の高利回りが人気を呼んでいます。
 また、少しリスクを張って外債への国際分散投資はいかがですか。オーストラリアやニュージランドドル建ての債券は年4%を超える利回りで人気です。でも、為替の変動による影響が大きいですから注意が必要ですね。
 とはいえ金融商品にはリスクは必ずつきもの、運用では減る可能性があり敬遠という方にはお金を生かす策として住宅ローンなどの借金の繰上げ返済を考えてみましょう。デフレ時代の借金はずっしり重いですよ。
 また家計は何かと先行き不透明ですね。万が一に備えて最低6ヶ月分の生計費は蓄えたいものです。
 
デフレ時代は、お金は殖やすより、まずは減らさず活かすことがポイントですね。


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