HOME  FPとは? コラム プロフィールとFP倶楽部  講演と執筆
福井から情報発信! ウイークリーおもしろコラムは如何ですか?なんとか1年は継続いたしました。ご意見お寄せください。

 NPO法人 日本FP協会会員
 ファイナンシャルプランナー
             
CFP® 認定者
ご意見、ご感想はこちらまで→
NO。68 税金が戻る!ご存知ですか医療費控除  (2003.2.17)
   福井新聞の新情報誌「おとな日・2月2日号」/「悠々マネー塾:幸せのツクリカタ」 NOHより転載
*福井新聞が新情報誌「おとな日」を毎月第1日曜日に発刊します。私が代表を務めますファイナンシャル・プランナーのネットワーク「水仙スタディグループ」が悠々マネー塾を共同執筆しています。

 
 2月に入るともう確定申告のシーズンですね。事業所得などがある方は申告をしなければなりません。サラリーマンや公務員は、税務署に足を運んで申告するという行為には無関心の方も多いでしょう。でも、税金が戻ってくるとなると、一般家庭のあなたにとって耳より情報になるのでは…。
 税金が戻るその代表的な例として、医療費控除があります。あなた自身や家族の病気やけがなどで支払った医療費は、どのくらいありますか?医療費控除を利用すれば、その年のうちに支払った医療費から、保険会社より支払われる補てん金、さらに10万円(または所得金額の5%)を差し引いた金額が、所得から控除されます(医療費控除額は200万円が限度)。
 医療費控除を利用したサラリーマン、Bさんのケースで、戻ってくる金額を計算してみましょう。
 Bさんは、妻と16歳と12歳の子供がおり、年収は約800万円です。仮に医療費自己負担額が30万円とすると…
  800万円−(給与所得控除・所得控除)=300万円となります。とすると、還付申告しなかった場合の所得税は24万円、申告した場合の所得税が22万4千円となり、この差額の1万6千円が戻ってくる税金になります。

 ここで問題となるのは、医療費として認められるものとそうでないものの選別です。治療に関するもの(公共機関利用の交通費を含む。緊急時などはタクシーの利用も可)はよいのですが、美容上のものなどは入りません。治療ではありませんが、出産に伴うもの(不妊治療など)、子どもの歯科矯正などは認めてもらえます。さらに医療費を補てんするものとして、出産一時金は差し引きますが、出産手当金は差し引きません。

 申告受付はもう始まっていますので、3月17日までに、税務署で申告されてはいかがでしょうか。申告用紙は税務署に備え付けてあります。その際には、医院や病院などが発行した領収書と、昨年度の源泉徴収票、印鑑、還付金の振込先口座番号控えを忘れずに。見落としがちな還付金のお話しでした。、まずは、尻込みせずに税務署に足を運びましょう。


コラム目次へ戻る