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NO。39 私の年金どうなるの  (2002.7.29)
●悠々マネー 第2回(7・7)掲載

福井新聞が新情報誌「おとな日」を毎月第1日曜日発刊します。私が代表を務めますファイナンシャル・プランナーのネットワーク「水仙スタディグループ」が悠々マネー塾を共同執筆しています。

 「お上は猫の目のように毎年いろんな制度改革をしているけど私らの年金はどうなるんじゃ!」年金相談会などを開くと、鼻息を荒くしてこんなふうに詰め寄ってくる人も珍しくない。
 先日、福井市内の会社に勤めるAさん(男性・57歳)が相談にやってきた。「あと3年で定年やけど定年後は働き口がないし、年金だけでやっていけるのか…」と不安な面持ち。Aさんの年金額を計算すると下図の通り。老後を夫婦2人で暮らす場合、必要と考えられる最低日常生活費は月額23.5万円(生命保険文化センター調査)。当然、Aさんの月額約9万円(107万÷12月)だけでは足りない。この事実を知り、ますます不安になるAさん。
 同じような条件で今の48歳、41歳を試算すると年金に頼れなくなるのは明らか。特に、今年41歳未満(昭和36年4月2日以降生まれ)の世代は、5年間の「年金空白期間」が生まれるわけだ。

  支給される年金額をこのように計算してみました ↓

57歳 Aさん 60歳〜 63歳〜
年金合計額 約 107万円 約 184万円
48歳 61歳〜 65歳〜
年金合計額 約 105万円 約 182万円
41歳 60歳〜 65歳〜
年金合計額 年金空白時代 約 182万円

【前提条件】 ●平均標準報酬月額:30万円   ●厚生年金加入期間:38年
●加給年金額は加算していません

 政府は2005年を目途に、年金の保険料を今の2倍(年収の約25%)まで引き上げる予定である。歯止めのかからない少子高齢化で、
年金の財源はひっ迫した状況のため、年金額を4割削減する、なんて恐ろしい案も出ている始末。いっそのこと、公的年金の制度自体を見直したらどうかと言う声もあり、国民の信頼を失った公的年金をどう立て直すか、国は頭を痛めているのが現状。

 日本版401K(確定拠出年金)も始まり、今後は自己責任が更に強まる時代。老後に路頭に迷わないよう、まさに今から準備をしていくことが大切である。次回では、そのための資産づくりの考え方について紹介します。

 *Aさんは福井生まれの福井育ちです。福井弁丸出しで〜す。



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