NO。350 「世界同時株安が年金を直撃」 20.10.20
  

米国の金融危機が世界中に「飛び火」して、株安が加速しています。20081024日の東京株

式市場の日経平均株価は急落、7649円とバブル後最安値に迫りました。株価の下落で、年金積

立金管理運用が運用している約122兆円と企業年金の約81兆円の1割が目減りしたとしても、厚生

年金と国民年金、企業年金の原資は20兆円超が吹っ飛ぶことになるのです。


 われわれの老後の生活が安心してできるように、年金の原資となる積立金はしっかり確保されて

いるのでしょうか。われわれ国民の大事な資産である公的年金は、果たして約束どおり給付される

のでしょうか。国民の不安はつのります。

 
 年金資産はかつて、安全性の高い資産に重点投資する規制がありましたが、199712月に撤

廃されました。厚生年金と国民年金の給付財源となる年金積立金を管理・運用している年金積立

金管理運用独立行政法人によると、現在の運用資産額は約133兆円。このうち約95兆円を市場で

運用しており、国内株式が約12.%、外国株式役、国内債券が約48%、外国債券約8%の割合で運

用しています。
  

 また、現在の企業年金の資産残高は約80兆で、、企業年金連合会の運用実態調査によると、年

金資産のうち国内株式が23.49%、外国株式16.23%、国内債券24.94%、外国債券13.09%の割合で運

用しています。

 
 と
なると、年金が足りないということで、年金が再計算される来年は、年金の受給年齢が引き上

げになるかもしれません。2004年の改定で、保険料の継続的なアップと給付減が決まったので、

残るは受給年齢の引き上げだけだからです。
 

 そうなると、現行の65歳支給が67歳になるかもしれませんね。