NO。348 「生命保険会社が破綻したら?」 20.10.6
  米保険最大手AIGの日本法人は、3日、国内で事業展開しているアリコジャパン、AIGスター生命、AIGエジソン生命保険の生保3社を売却する以降とし、「株式を売却することになっても、保険契約に影響を与えることはない。サービス体制も変わらない」とのコメントを発表しています。
 
1972年に日産生命が破綻して以来、すでに7社もの生命保険会社が破綻しました。生命保険会社が破綻したらどうなるのでしょうか?
 1、責任準備金の90%が、「生命保険契約者保護機構」により補償
されます。生命保険会社の破綻後も、契約は継続できますが、責任準備金の削減が行われることがあります。この場合、高予定利率契約を除き、破綻時点の責任準備金の90%までは「保険機構」により補償され、残りの10%については更生計画などにより決定されることとなります。責任準備金とは、将来の保険金などを支払うために保険会社が積み立てているお金で、責任準備金が減額されることになると、死亡保険金や入院給付金が削減されます。
 2、予定利率が引き下げられる可能性があります。契約を引き継ぐ受け皿会社の負担を軽くするため、あらかじめ約束されていた予定利率を引き下げる場合があります。予定利率を引き下げると死亡保険金や満期保険金、年金が当初の契約よりも削減されることがあります。
 3、保険解約控除があります。解約による資金流出を防ぐためのしくみで、破綻後一定期間煮解約すると解約返戻金が減額されます。
 
 
アリコジャパンのホームページの「10月3日付けQ&A」よると、次のように記されています。
「アリコジャパンの保険事業はこれまでと変わりなく行われています。アリコ及びその日本支点であるアリコジャパンは、AIGグループを離れ、今後決定される新たな株主の下で事業を継続することをが決定しています。アリコの株主が変わるだけですので、お客様の保険契約に影響はありません。アリコジャパンは日本の法律に基づいて日本当局の監督のもと生命保険事業を営んでおり、将来の保険金のお支払いに関しては支障のない財務基盤を維持していますので、ご安心ください。」


 破綻したらどうなるのか、解約したらどうなるのか、新たの保険に加入すると年齢などで保険料が高くならないか、等など、考え出すと悩ましいですね。自己責任です、知識をブラッシュアップする好機ですね。