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NO。33 転ばぬ先の”知恵”  (2002.6.17)
●悠々マネー 第1回(6・2)掲載

福井新聞が新情報誌「おとな日」を毎月第1日曜日発刊します。私が代表を務めますファイナンシャル・プランナーのネットワーク「水仙スタディグループ」が悠々マネー塾を共同執筆しています。

 女房の反対を押し切り退職金の100万円でアルゼンチン債を購入したんだが、証券会社の担当者に今、売却すると50万円ほどにしかならないと聞かされビックリどうしたらいい?」。昨秋あるFP(ファイナンシャル・プランナー)のところへ、福井市内の友人が真っ青な顔で駆け込んだ。「国債だから安全と聞かされていたのに・・・。このまま持ち続けるとどうなる?損を覚悟で売却した方がいいだろうか」とグチ交じり。後日、この友人は早めに売却したものの 「県の外郭団体が大損」の新聞報道で、奥さんに事がバレ、大目玉をくらったようだ。

 このアルゼンチン債に限らず、破綻したマイカルの社債を始め、証券会社が鳴り物入りで登場させた大型の日本株投資信託、高利回りに目をとられて飛びついてしまった他社株転換債(EB債)などで大やけど、といった話は結構身近にないだろうか。また、生保会社の破綻で「将来の年金が半減してしまった」との悲哀話も絶えない。さらにペイオフの解禁で、預金も全額保護でなくなった。

 人生80年時代。まもなく65歳以上が20%を超す超高齢社会の到来で、私たちにも年金や将来への不安の相談が増えている。長生きはうれしいことだが、しかしそこには必ずお金がついて回る。これまで当てにできたものが、当てにできない時代なのです。

 人生も半ばを過ぎると、残りをどう生きるか考えるものです。
老後は息子や娘家族と同居しながら孫の笑顔に包まれて過ごす、あこがれの蕎麦屋を出す、海外に飛び出しボランティアをする、バリアフリー住宅を建てるなど、思い描くライフデザインはさまざま。自分のライフプランをしっかり立てて、人生に夢や目標を持つことが先決です。その目標実現のために必要な「お金」も、早めに準備することが肝要でしょう。

 その一方で、暮らしに絡むお金の商品や制度は、複雑でわかりにくいもの。しかし「知らない」「分からない」ではライフプランの実現は無理です。情報のアンテナは常に高くし「今あるお金は減らさぬ、活かす、殖やす」の心構えが大事。何事も自己責任の時代、お金をめぐる「知識」と「知恵」に疎くてはいけません。
あなたの幸せづくりのために、このコラムを「転ばぬ先の知恵としてぜひ活用してください。


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