NO。305 年金保険料ネコババ発覚 19.9.10

 社保庁や市区町村の職員による年金保険料ネコババが発覚。「本当に恥ずかしい。許し難い。しかるべき対応をとりたい」「盗っ人は最後の一人まで草の根かき分けても探し出す」「まだ処分されていない職員がいるとすれば、厳正に処分するのは当然である舛添厚生労働相が大向こうで見得を切ります。「舛屋!」、国民は拍手喝采です。
 社会保険庁が年金記録問題検証委員会に提出した資料によると、国民年金保険料の収納などに絡み、社保庁や市区町村の職員による着服が合わせて99件、総額にすると3億4000万円を上回ることが分かりました。
 社保庁職員による着服は、1963年度から昨年度まで計50件、年金保険料の着服だけではなく年金給付の不正受領もあり、総額は1億4200万円、しかし刑事告発したのはその内の27件だけだそうですです。市町村職員の着服は、66年度から発生し、23都道府県の44自治体で計49件、総額は2億円強に上るといいます。最高額は岡山県浅口市の職員で、6年間で約6200万円にもなりました。浅口市によると、この職員は、婦人会を通して集めた保険料を着服。発覚後、懲戒免職になり、刑事罰も受けたそうです。被害額は当時の町長や助役、課長らが補てんしたと聞きます。
 社保庁の中には、架空の記録を作り不正受給をしたり、保険料を取り込んだのを隠すためにオンラインを悪用して納付したように操作したりした悪質なケースもあるそうです。
 また、
郵便局でも局員の着服していたケースが2003年4月から今年8月までに計4件あり、被害総額は約19万円だったことが公表されました。いずれも窓口に納付された現金をそのまま着服するという単純な手口で、社会保険事務所から被保険者に保険料の督促があり、発覚したようです。

 
明らかにされたものは「氷山の一角」ではないかとの指摘もあります。

 舛添厚生労働相は増田総務相と会談し、市区町村の職員による年金保険料の着服について、次の4項目について調査への協力を要請しました。@処分の有無とその内容、A告発の状況、告発された場合は起訴したかどうかや裁判の結果、報道状況、B返済状況、C公表状況、の4項目です。
 舛添厚労相は「盗っ人は最後の一人まで草の根かき分けても探し出すという思いでやって頂きたい」と、増田総務相は「一刻も早く調査する」と応じたのことです。
 

 「役人の子はにぎにぎをよく覚え」なんて川柳がありましたね。