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NO。263 損保・第三分野商品の不払い問題B 18.11.20
 第三分野商品の不払いで件数が一番大きいのは、「告知義務違反」によるものです。今回は告知」について考えてみましょう。
 
 告知義務とは、保険契約を結ぶ際、契約者が「現在の職業」「健康状態」「過去の病歴」や「現在の健康状態」などを保険会社に告げる義務のことです。 
 
告知書での代表的な質問には、次のようなものがあります。
 ・過去3ヶ月以内に、医師の診察・検査・治療・投薬を受けたことがある?
 ・過去5年以内に、医師の診察・検査・治療・投薬を受けたことがある?
 ・過去2年以内に、健康診断・人間ドックを受け異常を指摘されたことがある?
 ・今までに、がん(悪性新生物)にかかったことがあるか? などなど

 告知義務違反とは、生命保険契約時に、告知義務のある事柄を故意に隠したり異なる事実を告知することを指します。
 
生命保険は、健康状態、職業によって、保険料が増減したり、契約できるかどうかが決まることがあります。そうした契約条件にかかわる事柄については、契約者や被保険者が告知する義務があるが、その義務を怠ったり嘘をついた場合には、契約が解除されたり、保険金や給付金が支払われないことがあります。
 
 告知義務違反をしたらどうなるの?
 契約者の告知義務違反が分かった場合、保険会社は契約約款にもとづき、
契約開始から通常2年以内であれば契約を解除できるとされています。 
 最悪のケース「詐欺無効」
 保険金詐欺のような告知違反の程度が特に重要な場合、「詐欺無効」とされ、告知義務違反による契約解除期間2年を過ぎても保険会社は契約解除が可能です。その場合は、契約者が払った保険料はビタ一文戻ってきません。
 営業マンにも注意!
 ごくまれだとは思いますが、保険会社のセールスマンの中には、「告知義務違反となる2年間が過ぎれば大丈夫なので、病気のことは黙ってて・・・」などといい、勧誘するケースもあります。

 もしもの時に備える保険が、もしもの時に全く役立たなくなってしまいます。 
 ・加入時の告知は、くれぐれも正直に申告しましょう!
 ・分からないことは自己流の解釈をせず、保険会社に確認する!
 ・告知義務違反となる2年間が過ぎれば大丈夫・・・の誘惑に負けない!
 ・告知違反の通知を受け、納得いかないときは消費者センターなどに相談!