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NO。260 もう1つの2007年問題B 18.10.30
 「もう1つの2007年問題@、A」は好評です。離婚したほうが「トク?ソン?」、このような質問を多くの方からいただきました。
 今回は、「離婚時の年金分割の留意点」について書きます。


 @ 2007年4月以降に離婚すれば、年金は自動的に半分は分割されると思っている方が多いようです。
 分割割合はあくまでも、夫との協議の上で決められます。
 A 2008年4月以降に離婚すれば、専業主婦の場合、合意がなくても自動的に半分にできると思っている方が多いようです。
 「2008年以降の期間について」ですので、それまでの期間については、やはり分割割合は夫と協議して決めねばなりません。
 B 夫が貰う厚生年金の全部について分割されると思っている方が多いようです。
 分割対象はあくまでも、夫の婚姻期間中に支払った保険料に対応する夫婦合計の年金額です。すなわち、夫の独身時代の部分は年金分割の対象にはなりません。思っている方が多いようです。

 
年金分割に関して、特に注意しなければならないことは、

 年金分割を受ける妻が「年金保険料をきっちり支払っているか」なのです。
 原則25年の公的年金加入条件を満たしていなければなりません。
 年金分割は離婚する場合に可能で、婚姻中には出来ません。
 離婚から2年がたつと年金分割の請求は出来ません。
 内縁関係の夫婦は年金制度では認められますが、年金分割では認められません。

 さらに、
 離婚すると、国民年金への加入義務が生まれ、保険料負担が発生します。
 離婚しなければ貰える権利の、遺族厚生年金や中高年寡婦加算を放棄することになります。

 もし離婚となれば、夫婦で築いた財産は全て、話し合いでの分割になります。
 年金分割はちっぽけな財産ではないでしょうか。自宅や預貯金をどうするか、それとの絡みで年金の分割が話し合われるのではないでしょうか。


 いかがですか、、、、、よ〜く考えましょう!