HOME  FPとは? コラム プロフィールとFP倶楽部  講演と執筆
福井から情報発信! ウイークリーおもしろコラムは如何ですか?ご意見お寄せください。

 NPO法人 日本FP協会会員
 ファイナンシャルプランナー
             
CFP® 認定者
ご意見、ご感想はこちらまで→
NO。249 株式夜間取引の熱い戦い  18.8.14
 7月、暑い夏の到来とともに、インターネット証券大手が「夜間株取引の私設市場」の開設を相次いで発表、熱い戦いを繰り広げています。
 
これまでも、「夜間取引」は、マネックス証券と松井証券が独自のサービスとして行ってきました。17時30分から23時50分の間に株取引ができますが、取引銘柄が限られていたり、株価は基本的には値段の上下がなく当日の終値で取引されます。
 マネックス証券の夜間取引は「マネックスナイター」と呼ばれ、マネックス証券を利用している投資家の間で売買が行われ、3000銘柄以上の取引が可能で、取引価格は取引時間中は「一本値」で当日の終値です。一方、松井証券の夜間取引は「夜市」と呼ばれ、USB証券が保有する株式を購入する仕組みで、取引価格は、当日の終値よりも安い価格で購入できます。

 マネックス証券は銘柄数が多い、松井証券は手数料無料、当日の終値より安い価格で購入できるなど、それぞれ特徴があります。
 

 さて、7月12日、カブドットコム証券の一番乗りを皮切りに、SBIイートレード証券、楽天証券、松井証券が「夜間株取引の私設市場」の開設を相次いで発表しました。
 
この4社は、インタ−ネット証券4社懇話会を結成し、3年前に東京証券取引所に対して「株式の夜間取引開始」の要望書を提出していました。
 しかし、東京証券取引所は慎重に対応すべき問題として否定的な立場でした。これまでにも夜間取引の議論はありましたが、既存証券会社の反対で日の目を見ませんでした。
 業を煮やした各社が、独自に私設市場の開設を目指して、先陣争いを始めたのです。
 
 「私設市場」とは、正式には「私的取引システム」と呼び、証券会社が運営し、設置には総理大臣の認可が必要です。
 昨年4月の証券取引法改正で取引所と同じオークション方式での売買が認められています。オークション方式とは、東京証券取引所での売買のように、売りたい人と買いたい人との価格が一致した場合しか成立しません。

 
 個人投資家の八割以上が夜間取引の実施に賛成とのこと、昼間、パソコンに向き合うことのできないサラリーマンなどには、便利なシステムですね。