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NO。227 生活保護世帯、100万世帯を超す (2006.3.6)
 2005年度の生活保護世帯は月平均で100万世帯を超えたとの報道です。
 その内、高齢世帯が過半数を超え、また驚くに、ひとり暮らしの勤労世帯の増加が目立ちます。
 高齢者生活保護世帯は10年前と比べると1.6倍、景気回復とともに減少したこれまでの流れとは違いますし、仕事もしないニート生活保護世帯の存在も目立ち始めました。

 国立社会保障・人口問題研究所はわが国の世帯数は2015年をピークとし、それまで増えつづけると推計しています。特に、高齢世帯であり単独世帯、夫婦のみ世帯、一人親と子からなる世帯が増加し、夫婦と子からなる世帯の減少が顕著であるとしています。
2005年 2015年 2025年
世帯総数 4,904世帯 5,048世帯 4,964世帯
 世帯主65歳以上の世帯 27.2% 34.8% 37.1%
 (内、75歳以上世帯) (40.8%) (45.7%) (56.4%)
 単独世帯 28.9% 31.6% 24.5%
 
 また、2004年7月の「家計の金融資産に関する世論調査」によれば、
 貯蓄ゼロ世帯は全世帯の23%を占め、若い20代世帯は当然としても高齢世帯に「貯蓄ゼロ世帯」が目に付きます。
平均 20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳代 70歳代〜
22.9% 36.0% 24.0% 23.0% 22.6% 20.7% 22.3%
 急速な高齢化の流れの中で無年金・低年金の高齢世帯が増えているようです。

 こうした背景のもと、生活保護100万世帯・高齢生活保護世帯が増加しているのです。
まさに格差社会の現実を裏付けているのではないでしょうか。