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NO。22 ペイオフ凍結解禁  (2002.4. 1)
 
 4月1日ペイオフ解禁。
ペイオフという言葉が一人歩きし、国民すべてがペイオフ評論家になり、奥の手や究極の隠し手が披露され、枯れ尾花に驚き、見えない姿におびえてきたここ数年ではなかったでしょうか。

 4月1日、それまでと基本的に何が変わったのでしょうか?
昭和46年以来、預金保険法に定められている通常の措置に戻るだけなのです。それは、

@ 平成8年より特例として預金等は全額保護されてきましたが、4月1日からは段階的定額保護に変わります。
A 金融機関破綻の際の処理については法に定められている、次の2つの方法のどれかで処理されることになります。

資金援助方式:
健全な金融機関に営業譲渡を行い、預金保険機構はその金融機関に保険金で援助を行い、預金などは定額保護されます。
ペイオフ方式:
金融機関が破綻した場合、預金保険機構が直接預金者に保険金を支払うことで預金などを定額保護し、その後破綻金融機関は清算されます

 どちらの方式も預金等は段階的定額保護でしかないことに変わりありません。しかしペイオフ方式は社会的に金融混乱にもつながり、破綻処理コストが高いため、できるだけ発動は控えて@の資金援助方式を優先すると言われています。
 

 4月1日に開いている銀行は全て安全な銀行である、ご安心あれと大見得が切られています。
確かに、ペイオフ云々の前提は銀行などの破綻であり、破綻がなければ国民にとって全く関係のないことかも知れません。しかし、法律に破綻の場合の対応が定められている以上万が一の場合は知らない、知らなかったではすまされません。涙を拭くのは私達です。
基本的なこと以外にまだまだ知っておかねばならない事が沢山あります。

 静かな夜明けか、嵐の前の静けさか、まだまだ泰山鳴動か。
ご用心、ご用心!「備えあれば憂いなし」ではないでしょうか。


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