HOME  FPとは? コラム プロフィールとFP倶楽部  講演と執筆
福井から情報発信! ウイークリーおもしろコラムは如何ですか?ご意見お寄せください。

 NPO法人 日本FP協会会員
 ファイナンシャルプランナー
             
CFP® 認定者
ご意見、ご感想はこちらまで→
NO。204 増える個人年金保険トラブル (2007.9.26)
 9月24日朝のNHK“くらしと経済”で「どう選ぶ?個人年金保険」が放送されました。
〜公的年金制度への不安を背景に、生命保険会社などが扱う「個人年金保険」に加入している人が増えています。2002年から銀行窓口での販売が解禁され、老後への備えとして注目を集めているのです。しかし、一方では元本割れのリスクがあったりクーリング・オフがきかない、解約手数料が掛かる等の理由からトラブルも増えています。〜

 国民文化センターは去る7月、「高齢者に多い個人年金保険の銀行窓口販売に関するトラブル」を発表しました。

 1、相談件数の推移 2002年10月から2005年3月までの期間
   「個人年金保険の銀行窓口販売」に関する相談」:264件      

   「同期間に寄せられた証券会社の窓口販売に関する相談」:15件
 2、相談者の属性
   性別  女性:74.6%/男性:25.4%
   年齢  70歳台:41.3%/60歳台:28.3%/50歳台:12.7%
 3、相談内容
   「契約・解約」に関する相談がほとんど
 4、契約金額と支払い方法
   平均契約金額:約770万円/支払方法:ほとんどが即時払い
 5、代表的な相談事例
  @ 「定期預金より有利」と勧められた。
  A 「元本保証ですか」と質問したら、「年金原資保証です」と言われ、
                                 「元本保証」と思っていた。
  B 「高齢のため長期の金融商品を購入する気はないと断ったが、強く勧められ断り     きれず申し込んだ」「申込みを撤回したいと連絡したが、解約できないと言われた」
  C 「クーリング・オフができると思って契約した。後日、クーリング・オフを申し出たとこ    ろできないと言われた」「クーリング・オフができないとの説明がされなかった」

 こうして見てくると、70歳以上の高齢者の被害が目立ち、かつ、銀行窓口販売においてリスク説明や適合性原則の遵守が不十分であることによるトラブルが目立ちます。
  特にクーリング・オフに関しては、次の2点に注意が必要です
  @ 銀行の店舗窓口で個人年金保険の契約申し込みをした場合、クーリング・オフは適用されない。
  A 店舗窓口でなく訪問を受けての契約であっても、保険料を保険会社の預貯金口座へ払い込んだ場合、クーリング・オフは適用されない。