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NO。200 金利の不思議・複利のマジック
(2007.8.2
コラムの連載は平成13年11月5日にスタートしました。それから4年弱、コラムも200号となりました。自分ながら、よく書きつづけてこれたな、感無量です。
記念すべき200回のコラムは、第1回目のコラム「虫めがね金利」に思いを戻し、「金利の不思議・複利のマジック」について書きました。
少し古い話ですが、1998年に英国のロイズ銀行は興味ある数字を発表しました。
「アメリカの中心はニューヨーク、その中心地は摩天楼が建ち並ぶマンハッタン島です。
1624年にアメリカの先住民は、ニューヨークのマンハッタン島をオランダ人のミュニイットに60ギルダー(約24ドル)相当の品物と交換させられました。その後、英蘭戦争によりイギリスがこの地を占領しました。」
「この24ドルを銀行に預けて複利で運用したらどれくらいの金額になったでしょうか?」
英国のロイズは当時から営業を続けていました。1624年から1998年の間の金利の推移を基礎に計算してみると、驚くなかれマンハッタン島とその上にたつ、あの世界同時多発テロにより破壊された世界貿易センタービルや国連本部、ウォールストリートなどの超高層ビル群、マンハッタン島丸ごと買える金額になりました。
かの偉大な物理学者アインシュタインをして「人間の発明した仕組みでもっとも驚くべき物は“複利”である」と言わしめましたが、皆さまも時間を味方につけた、「複利のマジック」を感じていただけたのではないでしょうか。
「72の法則」をご存知ですか?
「何年預ければ、元のお金が倍になるか?」を簡単に計算できる便利な法則です。
かって、郵便局の定額貯金は6.33%の時代がありました、
72÷6.33≒12年 元金は12年で倍になりました
現在、郵便局の定額貯金は0.06%ですが、
72÷0.06%≒1200年 元金は1200年で倍になります。
1200年? ピンときませんね。
歴史を戻してみれば、1200年前は聖徳太子の時代です。
ゼロ金利時代はまだまだ続くのでしょうか?