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NO。20 金投資  (2002.3.18)
 
 金ブームが起きている。今回は過去のように一過性ではなく息の長いブームが期待されていると言います。モノとしての金の希少価値が見直されています。有史以来これまで産出した金の量は50メートルプール約3杯分であり、これに対して残る推定埋蔵量はプール1.5杯位で、深海の底や密林奥深くに眠っており、実際に掘り出せる量はもうわずかとも言われます。

 金はまた 「有事の金」 「最後のよりどころの金」 「誰の負債でもない金」と、そのメリットを評価されてきました。1980年1月ソ連アフガン侵攻時に市場最高値をつけた東京金価格はその後下降を続けてきたが、2001年9月の米国同時多発テロを境に「有事の金」としてその店頭価格は反転、上昇を続けてきた。それに呼応するがごとく、金融不安、経済危機そしてペイオフ対策として「最後のよりどころの金」として買われ一本調子に上昇を続けてきている。2001年1年間の世界の投資需要は約100トン、その3割強に相当する35トンが2002年1、2月の国内販売量とのこと。

 ここまでブームが加熱してくると、煽り立てる情報も流れてきます。アメリカが密かに金を買い漁っている、アメリカが金本位制の復活を検討している、金価格を左右する巨大な国際資本が金鉱山を買収し需給操作による価格の上昇を狙っているとか、、、

 国際金価格はドル建て、一方日本国内の金価格はドル建ての国際金価格を当日の為替レートに基づいて円に換算されています。日本国内の金価格は国際金価格に連動すると同時に、為替相場によっても変動するのです。1グラムxxxx円と表示されるがゆえに、為替相場と無関係と思い込む個人投資家も多いようです。

 円安ドル高傾向がまだ持続するのか、煽る話が出だすとブームは加熱から、沸騰、、とも言われる。飛びついてヤケドの恐れも、、、金投資が、「禁」投資にならぬように。


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