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NO。19 ブリッジバンク  (2002.3.11)
 
 中部銀行が破綻、いよいよ3月後半に設立予定の承継銀行(ブリッジバンク)に営業が譲渡されるとの報道。4月のペイオフ凍結解禁を控え、経営不振の金融機関はこれまで多数が退場を迫られてきました。既に破綻している石川銀行など3金融機関の譲り渡し先の受け皿金融機関探しが懸命に行われてますが、引き受け手がなかなか見つからないとも聞きます。結局承継銀行へ営業譲渡になるのでしょうか。

 金融機関が破綻した場合の処理方法には、譲リ渡し先金融機関を受け皿として営業を譲渡する方式と、破綻金融機関を清算し消滅させてしまうペイオフ方式との2方式が預金保険法本則に定められていますが、ペイオフ方式はコストが高くつき、また社会的なダメージが大きいとしてこれまで凍結されてきました。いよいよ4月からペイオフ凍結解除。制度として再確認をするが、できるだけ発動は避けるとの考えと聞きます。受け皿となる譲り渡し金融機関が見つからない場合、預金保険機構が設立した承継銀行に仮預けをし、時間を掛けて再譲り渡し先金融機関を探すと言いますが、猶予期間は3年でその後は清算されるといいます。

 これまでは、ペイオフ凍結解禁前の破綻として預金等は全額保護されましたが、それより深刻なことは、破綻金融機関をメインに取り引きしていた企業や事業主にとっては受け皿金融機関が見つかるのか?見つからず承継銀行に仮預けになった場合、今後の借入れや決済業務、サービスの継続が可能なのか?わからないことばかりで不安の毎日でしょう。それではこの機会にと、他行に取り引きを替わろうとしても敷居が大変高いのも現実。

 新しく架けられる橋は、明日へつなぐ夢の架け橋、三途の川の地獄橋、、、行こか戻ろか思案橋、渡ってみないと誰も知らない涙橋、、、。


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