HOME  FPとは? コラム プロフィールとFP倶楽部  講演と執筆
福井から情報発信! ウイークリーおもしろコラムは如何ですか?なんとしても1年は継続します。ご意見お寄せください。

 NPO法人 日本FP協会会員
 ファイナンシャルプランナー
             
CFP® 認定者
ご意見、ご感想はこちらまで→
NO。18 医療制度改?  (2002.3. 4)
 
 小泉首相の「先延ばしにせず断行」の強い意思のもと、国民の論議を呼んだ
「医療制度改革関連法案」がいよいよ、国会へ審議の場を移すことになりました。

@ 2003年4月から、サラリーマンの医療費の自己負担を3割に引き上げる。
A 2002年10月から70才以上の高齢者の医療費自己負担は定率1割、高所得者は2割に引き上げる。 
B 2003年4月から、保険料を月収ベースからボーナスを含む年収ベースの「総報酬制」にし、政府管掌保険の保険料率を7.5%から8.2%に引き上げる。  

などの改正が中心ですが、抜本策として「医療保険の統合・再編」「新しい高齢者医療制度の創設」「診療報酬体系の見直し」等も明記されました。

 我国の国民医療費は現在30兆円の規模であり、その伸びは止まらず2025年には45兆円と予想されています。このうち70才以上の高齢者に係わる老人医療費は約11兆円。医療費全体の1/3を占めており、年々その割合は上昇しています。2025年には約1/2を占めると予測されています。

 一方、各医療保険制度は景気低迷を反映して保険料収入が伸び悩み、また老人医療費を中心に医療費支出が増大しつづけ、深刻な財政状況にあります。各医療保険制度の積立金も枯渇し、このままでは医療費の支払いに欠ける恐れがあると言われ、
「保険証書は紙くずになる」の新聞見出しも何か現実味を帯びてきています。

 昨年末、医療制度改革は 「三方一両損」とお白州で大見得の大岡越前守の前にハッハッとひれ伏したが、しばらくたって頭を上げてみて考えると、、、???。
窓口負担が増えて保険料負担が増える家計は、ズキズキ痛みを強いられる。常に小手先の小出しの、少しずつ国民へのしわ寄せ。これで本当に一件落着なのでしょうかね、、、。

 
金持ち以外は医者にかかれない時代が来るのかもしれない、、、。


コラム目次へ戻る