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NO。177 4月から変わる年金制度のポイント A (2007.3.21)
 昨年の年金大改革、改正は順次実施されています。この4月から、主に下記のような変更点が生じます。前回に引き続きお届けします。

 ≪国民年金の変更点≫
 B 若年者納付猶予制度が導入されます
 現行では、大学・短大などに在学する20歳以上の方で、学生本人の所得が一定額以下である方は、申請により国民年金保険料の納付が猶予される学生納付特例制度があります。ます。その後10年間のうちに保険料を納付することができ、その期間は納付済期間として扱われますし、猶予期間中に万が一の障害や死亡といった事態が生じたときにも、保険料の未納として扱われることはなく安心でした。
 近年、定職につかないフリーター、働かない・働こうとしないニートと呼ばれる若者が増えつづけています。若者達がキャリアの形成のないままに成長していく、将来の低年金・無年金につながる、我が国の未来はどうなるのかと憂慮され始めています。
 今回の改正で、こうした20歳代の若者にも、学生と同じように保険料納付猶予制度がスタートします。対象は、本人(配偶者を含む)の所得が一定額以下の場合に申請により猶予されます。これまでは、所得が一定額以上の親などの世帯主と同居している場合には、保険料免除の対象にはなりませんでした。
 C 保険料免除の所得基準が一部緩和されます。
 現行では、所得・収入が少なく、保険料の納付が困難な方のために保険料が半額、全額免除される制度があります。一定額の所得以下の方が対象であり、認められれば保険料の免除された期間は納付済期間として扱われます。しかし、その期間に対応する年金は相応にカットされます。
 しかし、これまでは単身世帯にとり厳しい所得基準が定められていましたが、今回の改正で、その所得基準が緩和されました。
 D 第3号被保険者の特例が実施されます。
 <第3号被保険者制度>:国民年金は昭和36年にスタートしましたが、夫が厚生・共済年金に加入している場合、専業主婦は任意加入でした。昭和61年に基礎年金制度が導入され、専業主婦は「第3号被保険者制度」として国民年金に強制加入することになりました。第3号被保険者になるためには、個々人が市町村役場に届出を行うことが必要であり、結果届出漏れが生じ、専業主婦の無年金・低年金の原因ともなっていました。
 <第3号被保険者(厚生年金等に加入する方の被扶養配偶者)の特例>。
 現行では、届出漏れに気がき届出をしても、第3号被保険者と認められるのは、遡る2年間だけでしたが、今回の改正で、平成17年4月以降に届け出ると、2年より前の期間を含めて、それまでの該当していたすべての期間について第3号被保険者として認められるようになりました。なお、平成17年3月までに第3号被保険者該当し、その届出を出している方は特例の届出は必要ありません。すでに、特例の届出を出しているものとみなして、自動的に保険料納付済の期間への変更を行います。

 
まだまだ、変更点はあります。次回は厚生年金関連の変更についてお届けします。
 お楽しみに〜〜〜