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NO。173 電気料金の値下げ競争始まる (2007.2.21)
  去る、1月13日に北陸電力、14日に関西電力・四国電力がそれぞれ4月1日からの電気料金値下げを発表いたしました。電力9社は、昨年10月から相次いで値下げを発表・実施し、残すは沖縄電力のみになりました。
 1995年の電気事業法改正で始まった電力自由化により、電力会社以外の企業も発電事業に参入が認められ、現在13社が参入済、更に本年4月から自由化の範囲が拡大、その範囲は電力量シエアーでこれまでの4割から6割にまで広がります。
 今回の発表は、予測される新規参入企業との競争激化を先取りしての値下げ、東京電力等は年内に一段の追加値下げを検討しているようです。
 過去の電気料金の値下げの推移を見ると、1980年を100とすると本年4月では62%、38%ダウンの大幅値下げがされてきたのです。

 ところで、我が国の電気料金は水準的に高いのでしょうか、安いのでしょうか?
 家庭用の平均料金モデルで世界と比較してみると、
 日本  アメリカ イギリス ドイツ フランス
為替レート換算  100  110   67  97   79
購買力平価換算  100  136   81 125  102
 為替レート換算の数値は、3月末のレート(1ドル=121円)を使い、各国の電気料金を比較しやすいようにまとめてあります。
 購買力平価換算の数値は、それぞれの国の実際の貨幣(購買)価値で換算をしています。1ドルは150円が相当とOECDが発表しています。
 また、各国の1時間あたり賃金で購入できる電気の量を比較してみると、
 日本  アメリカ イギリス ドイツ フランス
 116  82   97  89   69

 今回の値下げ率は、関西電力は平均4.53%、四国電力は平均4.2%、北陸電力は平均4.05%で、電力9社合計の値下げ金額は年間2000億円なると推計されます。電力料金の値下げ競争勃発です。私たち消費者にとっては嬉しいことですね。