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NO。166  宝くじ (2005.1.3)
   「災害を受けられた方に少しでも援助になれば幸いと思い、幸運に恵まれた当選券(2億円)一枚を同封して送ります」。昨年7月22日、福井豪雨大災害の復旧の陣頭に立つ福井県知事に2億円の当せん“宝くじ”が匿名の封書で届きました。
 昭和21年12月、各都道府県は独自で“宝くじ”が発売できるようになりましたが、その地方くじ第1号は「福井県復興宝籤(ふくふく籤)」でした。

 さてさて、昨年大晦日の“歳末ジャンボ宝くじ”、皆さま如何でしたでしょうか? 当選の皆さまには心からお慶び申し上げます。また、夢破れた皆々様はどうぞこのコラムで心癒されることをお祈りいたします。
 まずは「宝くじ」の歴史です。
 世界の“くじ”の歴史はローマ時代に遡ることが出来ますが、今日のような“富くじ”となると約550年前のオランダ、町の建設や要塞構築などの資金調達のために“富くじ”が発行されたのが起源といえます。
 わが国では約300年前・江戸時代初期、攝津箕面(現在の大阪府)の瀧安寺で、正月7日間に参詣した人々が自分の名前を書いた木札を箱の中に入れ、7日の日に僧侶がキリで突き3人の当選者を選びお守りを授けたのが始まりとされています。
 その後、次第に金銭がからむ“富くじ”として江戸幕府が禁令を出すほどの発展を遂げてきました。しかし、寺社だけには修復費用調達の手段として発売を許したものが“天下御免の富くじ”と呼ばれました。その後、天保の改革で禁止、明治に入っても続き昭和20年まで100年間以上の長い間“富くじ”は発行されませんでした。
 昭和20年7月、国は軍事費調達を目的として、1枚10円・1等10万円の富くじ“勝札”
が発売しましたが、抽選日を待たず終戦、“勝札”は“負札”になってしまいました。その後、20年10月国は「宝くじ」という名称で「政府第1回宝籤」を発売、さらに戦争で荒廃した復興資金調達のため各都道府県が“宝くじ”を発行できるようになりました。“政府くじ”は昭和29年に廃止され、その後、地方自治体が独自又は共同で発売する“地方くじ”のみになり今日にいたっているのです。
 「宝くじ」の発行は地方自治体です。
 
「宝くじ」の発行は、昭和23年施行の法律(当せん金付証票法)により、地方自治体のみと決められています。この地方自治体が発売元になり、発売などの事務を銀行に委託する仕組みになっています。個人や会社が発売することは刑法第187条で禁止されています。
 
「宝くじ」の収益金は各自治体に納められます。
 
発売総額から賞金と経費などを除いた約40%が収益金となります。収益金の使途は、地方自治体別に定められており、教育施設、公営住宅、道路などの建設修理費や高齢少子化対策などの公共事業に使われています。
 「宝くじ」に関するトラブルにご注意。
 外国の“宝く”の購入を勧めるDMが送られてくることが有ります。その“宝くじ”の信頼性はどうでしょうか? また、日本国内で外国の“宝くじ”の販売や取次ぎは犯罪になります。また、“宝くじ”の販売権が取得できるから権利金をと勧誘する詐欺行為が発生しています。
 
「宝くじ、振り込め詐欺」が発生。
 高額当せん金を巡り「振り込め詐欺」未遂事件が発生しているとのこと、ご注意を。

 せめて、初夢で「宝くじ・2億円」をゲットしましょうか〜〜〜
                                           
 (参考:日本宝くじ協会ホームページ)