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NO。128 ライフタイルと保険B (2004.4.12)

  福井新聞の新情報誌「おとな日・4月4日号」/「悠々マネー塾:幸せのツクリカタ」 より転載
 *福井新聞が新情報誌「おとな日」を毎月第1日曜日に発刊します。
  私が代表を務めますファイナンシャル・プランナーのネットワーク「水仙スタディグループ」が
  悠々マネー塾を共同執筆しています。
 


 
「結婚したら保険料を安く・・・」と考えるA君、ちょっと待って!
結婚は人生の中でも最大のイベント。独身時代はいわれるままにかけ続けていた生命保険でも、必要保障額の点検はぜひ行ないたいもの。さてさて前回のお話、セールスレディの勧誘もあって、生命保険を十分検討して加入したサラリーマンのA君。早くも?ようやく?結婚することになりました。
 ○×保険セールスレディ「おめでとう!結婚するんだって」
 A君「ハヤー、も知ってんの」
 セ「いいじゃないの、オメデタイ事なんだから。ところで結婚するんだったら、保険の受取人を変えなくちゃね。住所も変わるの。手続するわ。それから、そうそうこの機会に保険も大きくしたら?」
 A君「でも保険料が上るのは今キツイよ」
 セ「大丈夫。家族特約型に変更すれば、保険料の負担はふえないわよ」
 A君「家族特約型って?」
 セ「ご主人に特約として奥さんを付けるのよ。奥さんの今の保険を解約して家族特約型にしたほうが保険料も安くなり、お得よ」
こんな風に会話が進むのが普通ですが、ちょっと待ってください。
 この方法は保険料が安くなるという意味では、一見、良いように思えますが、 「家族特約型」の特徴として、夫の死亡・高度障害または解約などにより契約が消滅した場合に、妻の保障も無くなるケースが多いことに気付いていますか。
 夫の死亡後に、妻が改めて加入しようとすると保険料は高くなりますし、既往症によっては加入できない事も。保険料が安くなるという理由だけで家族特約型に飛びつくのではなく、これらのことを考えて、十分に内容を検討してください。
 A君の場合は、共働き夫婦で、子供はまだ先の話のよう、今仮にA君が死亡しても残るのは、奥さん一人、そのまま奥さんが働くとすれば高額な死亡保障は必要ないでしょう。もしかすると奥さんは次の人を見つけて再婚するかも?ただし奥さんの医療保障に関しては、独身時代と違い、家の事が気になって長い間入院できないとすれば、短期入院にも対応できる形に変更する方がよいでしょう。

 念を押しますが、
生命保険の考え方の基本は「収入が途絶えた時、経済的に困るのはだれか?あるいはどのくらい困るのか?」ということ。ですから、結婚後の保険加入のポイントは、夫の収入や仕事などによって変わってきます。妻が専業主婦なのか、共働きなのか?家族は親と同居なのか、夫婦だけなのか?お子さんは何人ほしいか?お子さんの教育はどうしたいか?
 また、住まいは賃貸なのか持ち家なのか?など−
まずは「ライフプラン」ありきと言えますね。

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