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NO。123 フリータは時代の潮流 (2004.3.8)
 
 UFJ総合研究所は「2010年に定職を持たないフリーター人口は476万人、01年より59万人増える」「フリーターは一般的に自由になる所得が少なく、正社員になれないことによる消費損失額は01年で8.8兆円、2010年には9.8兆円に拡大する」との試算を発表しました。
 フリーターはアルバイト情報誌が考案した造語で「フリーアルバイター」の略です。学生以外でアルバイトで生計を立てている若者を指します。
 
1999年に当時の労働省が、1997年時点で151万人のフリーターの存在を発表、フリーターは一躍社会現象になりました。そして、2000年版「国民生活白書」では、15〜34才で主婦と学生を除いたフリーター人口は417万人と推計しました。
 また、2000年に日本労働研究機構はフリーターには「モラトリアム型」「やむを得ず型」「夢追求型」の3タイプの存在を確認したと調査結果を明らかにしました。
フリーターのタイプ分け
@ モラトリアム型 39.2%
・離学モラトリアム型 29.9% 将来の見通しのないまま、学校を中退・終了
・離職モラトリアム型  8.3% 見通しがないまま、会社を離職
A 夢追求型 27.8%
・芸能指向型 16.5% 芸能関係を目指す
・職人・フリーランス型 11.3% 専門的な技能・技術で身を立てる
B やむを得ず型 33.0%
・正規雇用指向型 13.4% 正社員を希望
・期間限定型 13.4% 次の入学時期や就職時期などを待つ
・プライベート・トラブル型  6.2% 病気などのトラブルが契機に
 フリーターの6割は女性であり、年齢層は20才代前半が中心、3分の2が親と同居しているといいます。また一方、パラサイトシングルと呼ばれ、親世代にパラサイト(寄生)する独身者は1000万人を超すと言われ、その3人に1人は一切家計の負担をしないパラサイト貴族なのです。両者は微妙に絡み合いながら社会現象となっています。
 フリーター現象、パラサイトシングル現象の裏には実は親の影が見え隠れするのです。

 若者の社会観・就労感・職業観の低下、欠如を云々されますがフリータが日本経済を支えていると言う識者もいます。その流動性と安い労働力が企業収益確保のために欠かせない存在になっているのです。しかし、キャリア形成が出来ないままに大人になる彼らが将来の日本を支えていくことができるのかと心配もされているのです。

 


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