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NO。118 ライフスタイルと保険 @ (2004.2.1)
 福井新聞の新情報誌「おとな日・2月1日号」/「悠々マネー塾:幸せのツクリカタ」 より転載
 *福井新聞が新情報誌「おとな日」を毎月第1日曜日に発刊します。
  私が代表を務めますファイナンシャル・プランナーのネットワーク「水仙スタディグループ」が
  悠々マネー塾を共同執筆しています。
 

 [卒業」「進級」「新生活」などの言葉が広告やチラシにチラホラ見え始めます。春近しーを感じます。4月からの社会人生活を控え、免許取得のために自動車教習所に学生さんがあふれるのもこの時期。新人ドライバーがどっと街に繰り出すわけですが、クルマの運転は自動車事故の危険と隣り合わせ。今回は自動車保険のお話を中心に、損害保険の分野に触れてみましょう。
 損害保険の種類は、主に▼自動車保険▼火災保険▼損害保険の3分野に分かれます。自動車保険には、強制的に加入が義務付けられている「自動車賠償責任保険」(強制保険)と、任意で加入する「任意自動車保険」があります。
 強制保険には、人身事故の賠償額として、死亡・後遺症の場合、最高3千万円(ケガの場合には120万円)が支払われます。最近の支払例では、「対人賠償保険金1億円以上」というとも珍しいことではなく、強制保険の加入だけでは「不十分」というのが今や常識。また1億円の加入しているからといって安心は出来ません。相手にケガを負わせたケースでは相手側からいくら請求されるか分かりせん。それ以外にも、自己負担が生じるので、任意保険が必要になるのです。
 多くの任意自動車保険の場合▼対人賠償保険▼対物賠償保険▼人身傷害保険▼搭乗者傷害保険▼車両保険ーなどに分かれています。人や者に損害を与えて、賠償する義務が生じて生じた際に適用されるのが、対人賠償・対物賠償。物に対する賠償は、相手が車だけではなく、積載物や、建物も含まれます。また、相手が営業車などの場合には、休業補償を請求される場合があります。これら賠償保険は、基本として相手に対して賠償する義務が生じた場合に支払われるもので、実際に損害を被った場合、損害額に対して「必要と認められる金額」が支払われるという考え方です(損失補てん)。加入金額が1億円だからといって必ず1億円支払われるというものではありませんが、大切なのは万全な備えをしておくことです。
 次に自分の損害の保障について、人身事故を起こした時、自分に過失があった場合は、その過失については相手からはもらえません。そのため示談交渉の際に、相手との過失の割合についてモメルのが常。人身傷害保険は、過失の割合に関係なく、自分の身体の保障を受け取ることが出来ます。そのほか、その車に乗っていた人が傷害を負った場合に支払われるのが、搭乗者傷害保険。自分が運転する車に対して払われるものが車両保険です。
 いかがですか?万が一事故を起こした時は落着いて、まず何が優先かを判断する余裕を持つこと。社会人の第一歩として、クルマの免許取得とともに、任意保険にも加入することが「ドライバーの義務」である事を肝に命じましょう。



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