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NO。116 自分年金づくり  (2004.1.19)
 
 福井新聞の新情報誌「おとな日・1月5日号」/「悠々マネー塾:幸せのツクリカタ」 より転載
 *福井新聞が新情報誌「おとな日」を毎月第1日曜日に発刊します。
  私が代表を務めますファイナンシャル・プランナーのネットワーク「水仙スタディグループ」が
  悠々マネー塾を共同執筆しています。
 
 

 “年金空白”には「自分の年金づくり」で対処を!
 新年早々ですが、このところマスコミを騒がせている年金の話です。今年は5年に一度の公的年金改正の年に当たり、いよいよ、「将来の年金の給付水準は?」「保険料の負担は?」など、私たちの漠然とした不安に結論が出されようとしています。老後の安心のための年金はどうなるのか気になるところでしょう。
 国民が不安に感じている点は、公的年金だけでは老後の生活設計が困難であること。さらに「年金の空白期間」にどう向き合うべきかでしょう。
 年金の支給年齢は国民年金が65歳から、厚生年金や共済年金は自身の生年月日によって、60〜65歳にかけ徐々に繰り下げられます。65歳まで年金がもらえない方が60歳に定年を迎えると、そこに生じる「5年間の年金空白」に対し、どのようにしてライフプランを考えるかが大切になります。
 早くから、この「空白」を視野に入れながら心構えや準備をすることが、ますます必要です。その対策準備としては
  生命保険等の私的年金を活用する
  ★月々、一定金額を投資信託や株式等で積み立てていく
が考えられます。
 また自営業者などの第1号被保険者であれば、公的年金に上乗せする
  付加年金や国民年金基金
  ★個人型確定拠出年金
の制度を利用する方法もあります。
 一方、年金の受け取り方に工夫を凝らすのも一つの“手”です。つまり、支給開始時期と金額を、ご自分にふさわしい設計にするのです。
  5年間の確定年金を利用する
  ★空白期間に対する前厚型(公的年金支給までは、個人年金の金額を多くもら    う形)にする
などの具体策があります。
 つまり、老後対策として「自分年金づくり」の知恵が求められています。知識を学び、知恵として生かしていく、日頃からの自己啓発や学びが必要なのです。
 ただ、老後対策として、お金を貯める知恵ばかりでなく、収入を生み出す能力をいまのうちから準備をしておくことも大切でしょう。これまでのように全て国任せではいけません。自分の人生、老後は自分が創り出す、自立・自己責任の時代であることをしっかり心に刻みませんか。
 人生90年が目前の長寿時代、公的年金だけでは「ゆとりある老後の生活設計」は当然ながら無理です。自分年金の準備のほか、いつまでも元気で心身ともに健康な「自分づくり」、生涯現役として世の変化に遅れることのない「自分キャリアづくり」、心豊かに人生を楽しむ趣味を見つけておく「自分発見」なども、実はお金以上に大切なことではないでしょうか。いつまでも元気で社会参加できる健康とスキルが、私たちに求められているのです。


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