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NO。104 個人金融資産は1400兆円を割りこむ  (2003.10.27)
 
 日本銀行調査統計局が四半期毎に「資金循環の日米比較」を発表しています。
   @ 金融機関の資産・負債構成、 A 家計の資産構成
   B 投資信託の資産構成、     C年金基金の資産構成
   D 保険の資産構成、についてそれぞれ図表化されています。
 「我が国の個人金融資産は1400兆円、その構成は国民の安全志向を反映し現預金の比率が50%を超えている。反面、米国は株式や投資信託などのリスクマネーの保有が50%に迫る。」と、よく報道されます。これは上記統計の、「A家計の資産構成」から引用されているのです。
 去る9月末に2003年6月末の資金循環表が発表されました。それによると、個人金融資産の残高総額は1385兆円であり3月末のの1378兆円と比較して微増となりました。
 2003年3月末の1378兆円は前年2002年3月末の1417兆円と比較して1.9%減であり、年度末ベースで1998年度以来、4年ぶりに1400兆円を下回ったのです。
 長引く不況で所得は低迷、また株式市場の低迷で保有株式の価格下落などが大きな要因となっています。
 <2003年6月末の個人金融資産の日米比較>
金融資産 現金
・預金
債券 投資信託 株式・出資金 保険
・年金準備金
その他
日本 1385兆円 56.5% 2.7% 2.2% 6.5% 28.6% 3.7%
米国 32兆ドル 13.2% 9.8% 12.3% 31.6% 29.8% 3.2%
 2002年3月末と比較するてみます。
<2002年3月末の個人金融資産の日米比較>
金融資産 現金
・預金
債券 投資信託 株式・出資金 保険
・年金準備金
その他
日本 1417兆円 54.1% 3.5% 2.1% 7.4% 29.0% 3.5%
米国 31.8兆ドル 11.6% 8.6% 13.3% 33.4% 30.3% 2.8%
 この表から個人金融資産についてに特徴をまとめてみます。
 1、国民一人当たりの金融資産では、米国は約1250万円(1ドル110円で換算)、
日本は約1100万円となります。
 2、現金・預金のウエイトをみると、日本は56.5%と高い数字を示し安全資産を好む傾向が顕著です。反して米国は株式や投資信託などのリスク資産のウエイトが高い水準となっています。
 3、ただ、我が国の金融資産には純粋な個人だけでなく個人企業も含まれますので、
その分を割り引かねばいけません。個人企業が持つ金融資産は500兆円くらいと推計されています。
 いかがですか、ご自身の金融資産と比較されては?


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